【アモイへの旅】コロンス島の魚に囲まれた営み

 

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台湾にほど近い中国の南「アモイ(中国名「厦门(シァーメン)」)。
夏の暑さむんむんの福建省のこの土地へ、旅行をしてきました。
華僑のふるさとして知られ、北京の風情とがまるで違うこの街。
でも、これも同じ中国。
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アモイから船で10分。
「コロンス島」という島があります。

「海上の花園」との別名を持つこの島。
そもそもアモイは、アヘン戦争後の1842年に結ばれた南京条約で開港した5港の一つ。
この島には領事館が置かれ、西洋人が多く住んでいたそうです。
現在も洋館や教会などがたくさんあり、異国情緒ただよう街になっています。
(前の記事は→こちらです

そんな島ですが、やはりここは中国。
魚に囲まれた、中国らしい光景を目にすることができます。

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魚が地面に並べられる光景などは、北京でもよく見掛けます。
ただ、さすが海の街、種類が豊富です!

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中国で暮らしていてつくづく思うこと。
中国は本当に広い。
そして、中国語が喋れると、この広い中国をどこまででも歩ける。
風土も光景も何もかも違うのに、同じ中国。

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日本に行ったことのある中国人は言います。
「日本人はなぜ自分を疲れさすことばかりするの?」と。

中国の人たちは、日本と違った様々な問題を抱えながらも、
とても生き生きと、そして自分が居心地のいいことを徹底して守っているような気がします。

日本を離れて二年半。
自分が自分らしくあること、
その自分に責任をもちながら、精一杯努力ししんどい思いもし、
そして誰よりも楽しい思いをする。

そうやって毎日過ごしています。
どれも、これも、同じ中国。

 

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中国・北京在住レポーターから届く朝時間 [更新終了]
Written by

麻友子(中国在住)

(中国・北京滞在中)
住めば都、中国からの朝だより。カラープラクティショナー。China-Color に満ちたレトロモーニング風景をお送りします。

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