人間は、喜怒哀楽の感情を持っていますが、現代社会をスムーズに行きぬくためには、周りに合わせたり、自分を取り繕ったりして、感情を抑えることも必要です。生活するということは、ココロとカラダが「常に我慢している状態」と言えます。そんな状態を一新してくれるのが、朝に行う“朝坐禅”なのだそう!

坐禅と聞くと、『考えごとはNG!』と考えがちですが、意外にもそんなことはないよう。無心になることに越したことはないけれど、ココロに浮かんできたことは無理に押し込めなくても大丈夫。自由にココロを巡らせたり、ときには無心になったりして坐禅を終えると、気分もすっきり&さっぱりしているはずです♪
坐禅を自宅で行う前に、“坐禅の心得5条”を頭に入れておきましょう。気持ちよく行うために、大切な5つの約束ごとです。
散らかった雑誌や衣類などは、きちんと元の場所へ戻して、坐禅中に視界に入るスペースには物を置かないように。
ダルダルのスエットや、お姫様のようなロングネグリジェはNG。脚が組める程度の程よいフィット感のある服装を心がけて。また、厚着のしすぎも要注意です。

坐禅のための早起きは、慣れないとちょっと辛いもの。起きてからの行動順序を決めておくことで、流れに乗って坐禅を習慣化することができますよ。

時間がない方は、5分でも、毎日続けることが大切です。時間を計るのに、時計やケータイのアラームをセットしておくと便利ですよ!

朝食は、坐禅が終わってからいただきましょう。また、テレビやラジオはちょっとお休みして、朝ごはんを静かに味わって、「五観の偈」*を心がけましょう。
![]() …修行僧が食事の際に唱える5つの精神のこと。 私たちが毎日食べる食事は、空腹を満たす動物としての 本能でも、美食を求める欲のためでもない。その目的は、 “体を労わる薬”として、食べているのだという意味。 |
![]() |
目の前にある食物が、どこから来たのか、どれくらいの人達がそのために汗を流したのか考える。
二には、己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
たくさんの人々の手で育てられた食物を頂くにふさわしい生活をしているのか振り返る。
三には、心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす。
欲を捨て、自分の犯した過ちや執着から離れようと決める。
四には、まさに良薬を事とするは形枯を療ぜんがためなり。
食物は、さらに修行に精進するため、自分の身体を療するための薬として食す。
五には、成道のための故に今この食を受く。
仏道を成ずるため(自分の道を究めるため)に食す。

準備が整ったら、さっそく自宅で“朝坐禅”にチャレンジしてみましょう♪ 1週間後、どことなく身軽になったココロとカラダに気づくはず。

両手を胸の前で合わせて合掌。前と後ろにそれぞれ一礼してから両足を交差して座ります。両足首をそれぞれの腿の上においてください。カラダが硬くて難しい方は、片足首のみでもOK!

![]() カラダを前後左右に揺らしましょう。徐々に揺れを小さくし、軸となる中心を決めます。耳と肩と鼻と臍 (へそ)をそろえるように意識しましょう。目は半分開きつつ、前方やや下を見る“半眼”の状態を保ちます。 ![]() |
![]() |
![]() 右の手のひらを上にむけ、左手のてのひらを重ねて、組んだ脚の上に乗せます。右手の中指の第二関節に、左手の第二関節が重なるようにします。親指が、つくかつかないかくらいで、指の間が卵形になっている状態がベストです。 |
![]() |
![]() 大きく口から息を吐いて、鼻から吸う…これを数回繰り返します。呼吸が整ってきたら、あとは自然に。鼻から吸って鼻から吐いてください。 |
![]() |

最初と同様にカラダを揺らして、ほぐしていきます。足もゆっくりとほぐしてから立ち上がりましょう。両手を胸の前で合わせて、合掌し、今日も1日元気に過ごせますように…と一礼して、終了です! 使った坐蒲は元の場所へきちんと戻すことを忘れずに。

自宅坐禅が習慣づいたら、“禅”についてもっと深くふれてみてはいかがでしょうか? 実際に坐禅体験ができる坐禅寺をご紹介いたします♪ 週末お寺で禅修業をして、心身ともにリフレッシュしちゃいましょう〜!
|
群馬県桐生 臨済宗 大光山 宝徳寺 TEL:0277-65-9165 日 時:毎月第一日曜日 早朝6時30分〜 (6時20分迄にお集まり下さい。) 費 用:志納(賽銭箱に適当に) 服 装:坐禅のしやすい服装 (トレーナー・ジャージ・運動着等) ※参加者の人数は通常15人〜20人程度 |
![]() |
|
東京都港区 曹洞宗宗務庁 明林寺住職 西田正法 TEL :03-3454-5411 (代表) 日時3月11日(水)受付18:00〜 費用:無料 参 加予 約:不要 *初めて参加される方は坐禅作法のご案内を いたしますので、18時頃いらしてください。 |
![]() |
![]() |
![]() 星覚さん (曹洞宗修行僧・俳優) 1981年1月31日シンガポール生まれ。幼少時代をポーランド、イギリス、鳥取県で過ごす。大学卒業後、福井県の大本山永平寺で3年間 の禅修行を経て現在雲水、俳優として東京を中心に活動中。ウェブサイトSEITARO.JP、彼岸寺英語版ナビゲータ。 |
|
![]() 今回は、密かにブームがきている “坐禅”に注目してみました。奥が深く、ちょっと近寄りがたいイメージがある“禅の世界”ですが、その教えは『感謝の気持ちを忘れずに』というシンプルなもの。毎日暮らしていると、「もっともっと」と、いろいろなことに欲深くなってしまいがちですが、ちょっとココロをリセットして、“感謝の心”を思い出すのも大切だなと思いました。 |
![]() |
|||||||||||||||
|








































朝時間.jpは簡単朝ごはんレシピや目覚めすっきり術など、ちょっと憧れの朝型生活のためヒント満載のサイトです
| RSS | 朝時間.jp TOPページへ