ベジタブルな朝ご飯で、ココロもカラダも元気になろう!
様々な食物が旬を迎える実りの秋。旬の食材を、毎日の食事に取り入れることは、私たちが健康的に生活するためにも大切なことです。しかし、忙しい毎日を送る私たち現代人は、何かと食生活も乱れてしまいがち。万年野菜不足のカラダに陥っているといっても過言ではありません。

そこで今回は、“オーガニック”や“ナチュラルフード”など、ここ数年注目を浴びているカラダに優しい食スタイルにスポットを当て、内側から輝く“ベジタブル朝ごはん習慣”を大特集♪

東京を代表するヴィーガン(純菜食)※カフェ、カフェエイトのプロデューサー・清野玲子さんに、ココロもカラダも元気に過ごす「ベジタブルごはん生活」のすすめ、お聞きしました。
お話頂いたのは…カフェエイトオーナー・清野玲子さん
ベジタブル朝ごはんミニレッスン
肉類・乳製品・卵などの動物性食品や添加物等を一切摂らない食スタイル。このような食生活を送る人のことを、「純菜食主義者」=“ヴィーガン”という。宗教的な食生活というイメージがあるが、ここ数年、カラダに優しい食スタイルの1つとして認知されつつある。玄米などの雑穀や植物性食材を頂くマクロビオティックや、食材に火を通さないで食すローフードなどもヴィーガンとともに、ここ最近注目が集まっている。
ベジ朝ごはんでココロとカラダのキレイをはじめよう!
みなさんは普段どんな朝ごはんを食べていますか? 実は、目覚めたばかりのカラダは、内臓の消化機能もスローペースなため、胃への負担が重くかかるような食事はふさわしくないと言われています。

そこでおすすめなのが、「野菜・豆類・フルーツ・ナッツ・穀類」。これら植物性と呼ばれる食材は、消化しやすく、さらに栄養も豊富なので1日のエネルギーチャージにもバッチリ♪ 忙しい毎日の中でも、朝ごはんに上手に取り入れる習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
ベジ朝ごはんの良い理由1:消化がよく、脳を目覚めさせる
野菜類は、肉類・乳製品・卵などの動物性食品に比べて消化しやすく、食物繊維が豊富なので内臓への負担も軽め。さらに、穀類やナッツ類は食感もよく、しっかりと噛むことで顎を動かすので、起きたばかりの脳を刺激してすっきり目覚めさせてくれます。
ベジ朝ごはんの良い理由2:素材本来の美味しさにも敏感な味覚に!
ベジごはんを続けていくと、素材自体の味がとても美味しく感じられるようになってくるはず。これは、様々な添加物や旨味調味料などの影響で鈍感になりがちな味覚が、シンプルな味つけのお料理によって、素材そのものの味を感じられやすくなることから起こるといわれています。
ベジ朝ごはんの良い理由3:心身ともにタフに変身♪ 
ベジ朝ごはんに限ったことではありませんが、朝食時、空腹の胃に食べ物が入ると、その刺激が脳に伝わり、腸が便を送り出すぜん動運動を起こします。
朝、カラダの中の老廃物を、排泄することができるため、今日一日のエネルギー補充とあわせ、おなかもスッキリすることができます。
カラダの元気につながる朝食を摂ることなどによって、自然とココロも前向きに。心身ともにポジティブに生活することができれば、ちょっとのストレスや、疲れにも負けにくい、タフな自分を発見できるかも。
ちょっとの工夫でOK♪ はじめてみよう、ベジタブルな朝ごはん生活 そもそも、このような野菜類中心の食スタイルは、“ヴィーガン”と呼ばれ、ここ最近注目を浴びている「マクロビオティック※」や「ローフード※」といった、食材本来の栄養と味を引き出した調理法で食べる、消化に負担のないカラダに優しい食スタイルの1つです。
お野菜中心の食事が、カラダに優しいのはなんとなく分かるけれど、なんだか手間がかかりそう…と、なかなか踏み出せない方も多いよう。ですが、実は、とっても簡単なことからはじめることができるんです。
例えば
和食の朝ごはんなら、梅干しと味噌汁とご飯に、ちょっと物足りない場合はお漬物や納豆をプラスしてみましょう。

洋食の朝ごはんなら、フランスパンやベーグルなどの卵やバター、牛乳が入っていないパンに、お豆などのディップを塗って、コーヒーとフルーツ。

あくまで内臓への負担を軽くし、カラダを目覚めさせる朝食メニューを心がけてみてください。
パワーチャージ&デトックスにバッチリ♪簡単ベジ朝ごはんレシピ ベジ朝ごはんを早速実践してみたいという方へ、忙しい朝でもササッとできる、簡単&絶品ベジレシピをカフェエイトオーナー清野玲子さんよりご紹介いただきました♪
お豆腐を使った“ディップ”と、“ピーナツバターとバナナのサンドイッチ”。ちょっぴり空腹な朝も、しっかりとパワーチャージしながらデトックスもできる万能レシピです。新鮮なフルーツジュースや香り豊かなコーヒーなどといっしょに召し上がれ♪
気持ちよく目覚めるための夜の過ごし方、3つのポイント!
ピーナツバターとバナナのサンドイッチ
ピーナツバターとバナナのサンドイッチ

[材料]2人分
食パン:4枚(できるだけ全粒粉やライ麦粉などが使用されているもの)
バナナ:1本
ピーナツバター:大さじ2(できれば無塩・無糖のもの)
カシューナッツ(またはアーモンド):4〜5個
メープルシロップ:大さじ1
シナモンパウダー:適量

[作り方]
1.カシューナッツをフライパンでから煎りし、香ばしくローストして適度な大きさに割ります。
2.食パンをトースターで焼いているあいだに、バナナを長さ半分に切り、さらにタテに薄くスライスします(5〜6枚になるように)。
3.焼けた食パンそれぞれの片面にピーナツバターをまんべんなく塗り、そのうちの2枚にはバナナを少しずつ重ねるようにして上にのせます。
4.カシューナッツ、メープルシロップ、シナモンパウダーなどを適量のせて、パンでサンドしたらできあがり♪
カッテージチーズ風豆腐スプレッド

[材料]2〜4人分
木綿豆腐:1/4丁(よく水切りをしておく)
オリーブオイル:大さじ1
ドライバジル:小さじ2
レモン汁:小さじ2
塩:適量
コショウ:適量

[作り方]
1.よく水切りした木綿豆腐をしぼり、ボウルに入れて適当にくずします。
2.上記の材料を加え、好みの状態になるまで良く混ぜます。味をみて、塩・コショウで整える。
カッテージチーズ風豆腐スプレッド
カラダの声を聞いて、日々の食事を楽しもう!

もともと四季がある日本では、それぞれの季節に採れる旬のお野菜があります。例えば、夏は暑さに備えてカラダをクールダウンしてくれるトマトやきゅうりなどの夏野菜、冬はカラダを温める根菜類など、多様です。自然の恵みを日々の食生活に取り入れることは、カラダのサイクルを整えるためにとても大切なことです。
しかし、現代は“飽食の時代”と言われる程、季節に関係なく好きなときに好きなものを食べられます。そのため、カラダが本来の食のリズムを忘れてしまいがちに。

また、近頃はカラダに必要な栄養素ではなく、頭で考えて食事や栄養素を摂る人が増えているよう。頭の中で「あれが食べたい」「コレが食べたい」と思ったり、「美容のためにコレを食べ続けよう」なんて計算したりして食事をしているなんてことは、ありませんか? 
ビタミンやミネラルなどの栄養知識よりも、自分のカラダの声を聞いて本当に必要な栄養をあげることが、何よりもカラダにとって必要なことです。そうやってきちんと食べる生活を続けていくと、食べても胃がもたれにくくなったり、カラダが軽くなってとてもアクティブになったり…少しずつカラダが変わってくることを実感するはず。カラダの調子が良いと、気持ちも前向きになりますよね♪

そこで目指すのは、”小さなことでも”を積み重ねていくことです。例えば、いつもより10分早く起きてみることを続けて、少しずつ早い時間にしてみたり。ちょっとずつ自炊をはじめて、徐々に機会を増やしてみたり、お肉をたくさん食べすぎてしまった翌日は、いつもより多くお野菜を食べてみたりして、食からカラダのバランスをとってあげたり。そうやって、まずは“昨日よりベターな自分”になりましょう。
例え、の変化が1ミリ程でも、昨日よりは前進しているのだから大丈夫、としてあげることです! そういった小さな心がけが、やがて大きな変化へと繋がっていくのです。

自分にとって「まあまあ良しかな?」と思える、“ベター”で無理のない食べ方を見つけて、生活の中に取り入れることからはじめてみてはいかがでしょうか?
“昨日よりもベター”を目指して、あなたの生活にも素敵な変化を♪ 食事はもちろんのこと、私たちの日々の生活全てにいえることですが、極端に生活を変えることは、必ずどこかで反動がでてしまいます。今までギリギリまで寝ていた人が、いきなり朝6時に起きるようにすることが大変で長続きしないように…。

そこで目指すのは、”小さなことでも”を積み重ねていくことです。例えば、いつもより10分早く起きてみることを続けて、少しずつ早い時間にしてみたり。ちょっとずつ自炊をはじめて、徐々に機会を増やしてみたり、お肉をたくさん食べすぎてしまった翌日は、いつもより多くお野菜を食べてみたりして、食からカラダのバランスをとってあげたり。そうやって、まずは“昨日よりベターな自分”になりましょう。
例え、の変化が1ミリ程でも、昨日よりは前進しているのだから大丈夫、としてあげることです! そういった小さな心がけが、やがて大きな変化へと繋がっていくのです。

自分にとって「まあまあ良しかな?」と思える、“ベター”で無理のない食べ方を見つけて、生活の中に取り入れることからはじめてみてはいかがでしょうか?
清野玲子さん
カフェエイト・オーナー 清野玲子
1968年、東京都生まれ。
生まれながらにして「母乳も牛乳も受け付けず、豆乳で育った」ベジタリアン。27歳のときに友人と設立したデザイン会社「(有)ダブルオーエイト」で様々なCDジャケットや広告等のアートディレクションを手掛けつつ、私生活において99年から動物性のものを一切摂らない「ヴィーガン」食に切り換える。2000年、料理、空間、すべてに関わるプロデューサーとしてヴィーガンフードカフェ「Cafe Eight」をオープンし、国内外のアーティストからも高い評価を受ける。03年9月表参道にオープンした「PURE CAFE」では、さらにカジュアルでファッション性の高いベジタリアンフードとエコロジーのあり方を提案している。レシピ本「VEGE BOOK」シリーズがリトルモア社より好評発売中。
編集部コメント
カラダに良さそうとは知りつつも、なかなか実践することが難しいイメージのある、野菜中心の食事や、純菜食の“ヴィーガン”。ですが、100%完璧な“ベスト”ではなくて、1ミリでもOKな“ベター”だったら気軽に取り入れていけそう♪ 忙しい日々の中でも、カラダとココロの資本である「食」を大切にしていけたらいいですよね。


interview・text・compose by 中込友里,内海裕子
design by Coo-Design



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