快適お目覚め術

vol1気持ちのいい目覚めは、太陽の光から

 ■目覚めたらすぐ、太陽の光を浴びましょう!

みなさんは朝起きたらまず、何をしますか? トイレに行く? テレビをつける? 水を飲む? 気持ちよく目覚めたいなら、何より先に寝室のカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。陽が入らないという人は、少し眩しいと感じるくらいの明るい照明で代用を。光を浴びながらベッドの中で軽いストレッチをするだけで、ぐんと目覚めがよくなるはず。

 

“光を浴びただけで目覚めがよくなるなんて信じられない!”という方もいらっしゃるかもしれませんが、気持ちのいい朝を迎えるために太陽の光は不可欠です。

 

人の体(脳)の中には時計のようにリズムを刻む生体時計が備わっています。これが、寝起きする時間を刻んでいる睡眠・覚醒リズムやホルモンのリズム、体温のリズムなどをコントロールしています。ただ、睡眠・覚醒リズムは24時間で回っている地球時間のように正確ではないうえ、個人差はあるものの、24時間より長い周期で動く傾向があります。それにも関わらず、1日24時間のリズムで生活できているのは、生体時計が太陽の光で調整されているからです。

 

朝、しっかり太陽の光を浴びることによって眠気を起こすメラトニンというホルモンの分泌が止まり、生体時計がリセットされ、覚醒度が上がります。

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 ■規則正しい生活を送ることも生体時計を正しく動かす秘訣

とはいっても、毎日深夜3~4時に寝ている人が、朝7時に太陽の光を浴びてもスッキリとは起きられません。それは、人には適正な睡眠時間が必要であり、生体時計がリセットできる時間にも限度があるからです。生体時計が、1日に調整できる誤差はせいぜい2時間。ですから、いくら太陽の光を浴びても、生活が不規則な人や、寝起きする時間がバラバラな人は、なかなかスッキリした目覚めを得ることはできないのです。

 

太陽の光を浴びると同時に、なるべく規則正しい生活を送ること。そうすれば生体時計は規則正しい時間を刻み続け、目覚まし時計がなくても起きたい時間にスッキリと目覚められる体を作ることができます。

 

睡眠・覚醒リズムとホルモンのリズム、体温のリズムは、互いに影響しながら動いているので、どれかが乱れれば、他も乱れがちになります。規則正しい生活を心がけ、グッスリ眠り、スッキリ目覚めることは、健康な体を保つためにもとても重要なのです。
 
 
 
次回更新予定日:2006年7月3日

生体時計が正常に動いていると、睡眠・覚醒のリズムをはじめ、体温のリズム、成長ホルモンやメラトニン、コルチコステロイド(1日のストレスに備えるホルモン)といったホルモンのリズムは、グラフで示したようなリズムで影響し合い、動いています。いずれかのリズムが乱れると、他のリズムも乱れ、眠れなくなったり、自律神経が不安定になったりと、心と体がバラバラになってしまう恐れがあるので注意して!

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竹内由美 竹内由美プロフィール
竹内由美

睡眠改善インストラクター。編集ライター。立教女学院幼児教育科卒業。米国Mary Baldwin College心理学科卒業。フリーの編集ライターとして美容、健康、環境、ペット、旅行に関する記事を女性誌に執筆。その傍ら、心理教育の勉強を続け、All About睡眠快眠ガイドを2年務めた後、睡眠改善インストラクターの資格を取得。
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